港区には88もの坂道があるそうですが、赤坂には地名に「坂」がつくように、港区で最多の15の坂道が存在します。
赤坂は江戸時代からの大名屋敷町で、古くからの坂があちこちにあります。
今回は赤坂にある坂のうち「三分坂」と「サカス坂」をご紹介します。
最初にご紹介する「三分坂」は、勾配がきつくクランクしている坂です。
「三分坂」という名前の由来は、荷車を後押ししてもらうとき、車賃を銀3分(さんぷん:百円あまり)ほど増額したためと云われています。
三分坂を下ったところにある「報土寺」には、江戸時代に無敵の強さを誇ったという力士の雷電為右衛門のお墓があります。
また、「報土寺」は土を突き固めた上に屋根をかけた築地塀でも有名なお寺です。
三分坂を上りきると「TBS放送センター」にでます。
この一帯は「TBS赤坂5丁目再開発計画」として再開発が行われたところです。
2008年3月に「赤坂サカス」としてグランドオープンしました。
赤坂サカスの「サカス」は、桜を咲かすという意味であると同時に、赤坂にたくさんある坂=坂s=「サカス」の意味もあります。
また「赤坂サカス」のローマ字表記「akasaka Sacas」を後ろから読むと「SACA・SAKA・SAKA」=「坂・坂・坂」となります。
赤坂Bizタワーと赤坂BLITZの間に坂道があります。
TBS赤坂5丁目再開発計画で新しくできた「サカス坂」です。
古来からある「三分坂」と平成に新しくできた「サカス坂」。
港区にはいろいろな坂があります。
「三分坂」 東京都港区赤坂5丁目5番と7丁目6番のあいだ
「サカス坂」 東京都港区赤坂5丁目 赤坂サカス内
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2019年6月24日