「港区の坂シリーズ」の3回目は「江戸見坂」をご紹介します。
港区虎ノ門二丁目と虎ノ門三丁目・四丁目の間を、南から西に向かって曲がりながら上る坂です。
かなりの急勾配で「ママちゃり」でこの坂を上るのは至難の業でしょう。
標識には「江戸の中心部に市街がひらけて以来、その大半を眺望することができたために名づけられた坂である」とあります。
江戸時代には溜池、江戸城から江戸湾まで江戸の町が一望できる名所とうたわれた「江戸見坂」ですが、今ではビルが乱立して「江戸見」という眺望は望めません。
坂の上には「菊池寛実記念 智美術館」がありました。
(現代陶芸のコレクターである菊池智のコレクションを公開するために、2003年4月に開館した美術館)
坂の途中にあった「ホテルオークラ本館」は建て替えの工事中ですが「別館」は健在です。
また、坂の上には、港区ならではの大使館が多数あります。これは「スペイン大使館」です。
「スウェーデン大使館」もありました。
『江戸見坂』(えどみざか)
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2019年4月16日