港区には23区で最高峰の愛宕山があるように、高低差のあるエリアが多く存在します。
「坂の多い区」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
港区のホームページには区内にある坂が「坂図鑑」として掲載されています。
港区内には86の坂があるそうです。
[坂図鑑]
今回はそのなかで「暗闇坂(くらやみざか)」を取り上げてみたいと思います。
麻布十番商店街から元麻布へ向かう急勾配で細い坂が「暗闇坂」です。
昔は、暗くなるほど樹木が生い茂っていたことから「暗闇坂」と名付けられました。
現在でも両脇が高い壁で囲まれているところがあり、うっそうとした雰囲気が漂います。
坂の途中にはオーストリア大使館があります。
大名屋敷跡地は各国の大使館になりました。港区には大使館が多く存在します。
暗闇坂を上りきると「一本松」と呼ばれる松の木があります。
源経基(みなもとのつねとも)が平将門(たいらのまさかど)討伐の折、この松の木に装束を掛けたなどの伝説が残っています。
現在の松は当時のものではなく、植え継がれて五代目だそうです。
『暗闇坂』
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2019年2月6日