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【虎二郎の雑学日記】増上寺編 ②

前回の記事【虎二郎の雑学日記】増上寺編の続き。

 

 

では、一体誰が眠っているのか。

 

芝 増上寺:二代 秀忠、六代 家宣、七代 家継、九代 家重、十二代 家慶、十四代 家茂

の6人。

 

上野 寛永寺:四代 家綱、五代 綱吉、八代 吉宗、十代 家治、十一代 家斉、十三代 家定

の6人。

 

初代 家康は、日光 東照宮に。三代 家光は、日光山 輪王寺に。

 

あれ?最後の将軍十五代 慶喜は?となる訳だが、慶喜は大政奉還を経て没時は将軍ではなかった為に一般墓地に眠っている。

しかし、我々庶民の感覚としては、各家には宗派があって古いお家だと檀家を務めるというのが一般的だ。

かく言う私もそうだが、親族の葬儀で初めて自分の家の宗派を知ることになるくらいの位置づけでもある。

換言すれば、葬儀においては宗派が守られている。

 

宗派によって戒名の付け方は変わり、その戒名のほとんどは葬儀でお願いしたお坊さんにお願いする。

恥ずかしながら母方の親戚で起きたことをお話すると、

ばたばたと葬儀を終え、いざ田舎の墓地への納骨の際に、

家の宗派と葬儀を執り行ってくれたお坊さんの宗派が違うことが判明。

あわてて、戒名の付けなおしをお願いするという顛末となった。(次号に続く

(虎二郎)

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2018年4月20日