オフィスマガジン

御朱印シリーズ [1] 愛宕神社

ここ数年「パワースポット巡り」で神社やお寺を参拝し、「御朱印」を集める人たちが増えています。

「御朱印」とはお経を書き写して寺院に納める「納経(のうきょう)」の証としていただくもののことで、現在では全国にある神社・お寺を参拝した証として授与されるようになりました。

この「御朱印」が押印される寺社によって違いがあり、そのバリエーションの豊富さが話題となって人気を集めているようです。

このオフィスマガジンでもブームにあやかって、港区の神社・お寺を中心に「御朱印」をご紹介していこうと思います。

第1回目は「愛宕神社」です。

東京23区内では一番高い山(標高約26メートル)に建つ「愛宕神社」は、虎ノ門にほど近い高層ビルに囲まれたところにあります。

 

まず目の前に現れるのは、出世運アップのパワースポットになっている出世の石段(男坂)です。

40度もある急勾配の石段です。

この急な石段には、徳川三代将軍の家光公の命を受けた曲垣平九郎(まがきへいくろう)が騎馬で駆け上がり、山上の梅の枝を折って駆け下ってきたという「寛永三馬術(かんえいさんばじゅつ)」という逸話があります。

86段の石段を登りきって、振り返るとこんな感じです。

転げ落ちそうでちょっと怖かったです。

 

階段を上がったところに建っているのが一の鳥居です。

その奥の「丹塗りの門」をくぐって社殿へと向かいます。

愛宕山は江戸時代には「お伊勢七度、熊野へ三度、芝の愛宕山へは月詣り」と謡われた信仰の場でした。

「愛宕神社」は慶長8年(1603年)に、徳川家康公の命により防火の神様として祀られました。以降、徳川幕府の保護もあって江戸庶民から「火伏せの神様」として信仰されてきました。

「愛宕神社」を参拝すると次のようなことにご利益があります。

 

・火に関するもの、防火、防災

・印刷・コンピュータ関係

・商売繁昌

・恋愛、結婚、縁結び

 

鯉がたくさん泳いでいる池がありました。

御朱印は社殿向かって右側にある社務所でいただくことができます。

社務所の時間は午前9時から午後17時までとなっています。

御朱印帳の表紙は「出世の階段」でした。

平日の午後3時ごろに参拝しましたが人もまばらで、待つこと5分ぐらいで「御朱印」をいただくことができました。

いただいた「御朱印」です。シンプルですね。

『愛宕神社』

  • 住  所: 東京都港区愛宕一丁目5-3
  • アクセス: 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分

東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分

都営三田線「御成門駅」より徒歩8分

JR「新橋駅」より徒歩20分

・氏子地域: 港区新橋五丁目1~6・20~25・34~36、

六丁目1~3・14~18

港区西新橋二丁目16~19・32~35、三丁目

港区愛宕一丁目~二丁目

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2018年10月31日