今回は、不動産所有者の方々に向けた「既存建築物省エネ化推進事業」に関する補助金情報をご紹介します。
近年、重要視されているCO₂排出削減などの環境にも貢献しつつ、物件の維持・管理、さらには新たな投資の資金に充てられます。
【補助金の概要】
既存建物における省エネルギー改修工事や、省エネルギー改修工事に加えて実施するバリアフリー改修工事に対して国が費用の1/3を支援、補助限度額は1件あたり最大5,000万円です。
【主な対象工事】
・断熱改修工事(壁・天井・窓などの断熱性能向上)
・空調設備の省エネ化(高効率な空調機器の導入)
・LED照明の設置(既存照明からLED照明へ変更)
・高効率給湯設備の導入(エネルギー消費を抑える給湯システム)
・エレベーターの改修工事
【主な事業要件】
・躯体(外皮)の省エネ改修を行うものであること。ただし、高機能換気設備を設置する場合は、換気経路を確保するための躯体または外皮の改修で足りるものとし、断熱性能を高める躯体改修は必須としません。
・建物全体におけるエネルギー消費量が、改修前と⽐較して20%以上の省エネ効果が⾒込まれる改修⼯事を⾏うものであること。
・改修後に一定の省エネルギー性能に関する基準を満たすこと。
・改修後の建築物の省エネルギー性能を表示すること。
・改修後に耐震性を有すること。
・採択年度中に着手し、原則として当該年度に事業を完了するものであること。
・事例集等への情報提供に協力すること。断熱改修工事(壁・天井・窓などの断熱性能向上)
ご興味があれば、ぜひ詳細情報を確認し、申請手続きをご検討ください。
お手伝いが必要な場合は、青空不動産にて補助金の申請、各種手続きのサポートをさせていただきますのでどうぞお気軽にご相談ください。
2025年2月5日