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『家事か地獄か 最期まですくっと生き抜く唯一の選択』を読んでみた👀

読んでいると家族にも「その本、何?」と聞かれるほど👀奇抜な題名の本です。

本を開くと最初のページに、日当たりのいい素敵に整えられた部屋の写真があります。

普通の居心地よさそうな部屋に見えますが、

読み進めるとこの部屋以外には狭いキッチンとトイレがあるのみということが分かります。

収納スペースが全くないワンルーム。

バブルも経験し、いいものを持ち、いいところに住み、

いいものを食べるのが幸せと刷り込まれた世代。

そこからの180度の転換!

ほとんどの物を捨てても、満足できることに気が付くなんて。

その生活の基本が「家事」。

「名前のない家事」という言葉もあるくらい、

細かなことまで市民権を得つつある家事全般ですが、

要は「生きていくことに必要なことを自分でやる」ということ。

家事をシンプルに簡単にするために、要らないものは捨てる!

 

「これを使えば便利です」という製品が実は生活を複雑にしていて、

結局それに振り回され、ストレスが溜まるという悪循環。

情報があふれている現代では、ありがちなことなのかもしれません。

 

ガス契約なし、冷蔵庫もない、

そんなことができるのは、一人暮らしだから、

家族と同居している者には、あまり参考にならなさそうと思いましたが、

読んでみると、実践できることがありましたので、ご紹介したいと思います。

まず雑巾一枚で掃除することに!!

今までは、使い捨ての清掃用シートを

キッチン用、トイレ用、床用と使いわけていましたが、

白い雑巾一枚を用意して、

 

拭いては洗い、拭いては洗いしていると、

何だかいつもより気持ちがいいような・・・

そして筆者が言うように、

「雑巾が愛おしく思えて」きました。

本当に!

使い捨てのシートで掃除すると、汚れたシートが溜まっていき、

ゴミ捨ての時までゴミ箱にあるということが、

実は少しストレスだったのかも・・・

どんどん物事がシンプルになっていくような心地よさがあります。

 

続いて、レシピ関係を断捨離!

 

棚にレシピの本、切り抜きやメモが大量にありました。

いつ作るかわからない料理たち・・・

捨てられないのは

「美味しい料理をつくらねば」という

強迫観念のようなものがあったからかも

 

筆者は、毎食10分くらいで料理を作って大満足しています。

家の料理はシンプルな味付けでいい!!

お店と同レベルの味や盛り付けのレシピが世の中にあふれていて、

それを作れるのが素晴らしい!

そんな価値観をいつの間にか植え付けられているのかも

段ボール2箱分ほどのレシピ関係の紙を捨てたら、

料理をするのが楽になったような気がします。

 

とりあえずここまで実践してみて気が付いたことは、

身の回りの物を少なく、

もっとシンプルに考えたら楽しく生きられそうということ。

 

筆者のやっていることは極端に見えますが、とても参考になったので、

ご一読をお勧めします!

 

『家事か地獄か 最期まですくっと生き抜く唯一の選択』

著 者:稲垣えみ子

出版社:マガジンハウス

 

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2024年11月15日