私たちが生きている現代は、便利な物に溢れ、
昔よりも遥かに生活が豊かになっているはずです。
断然、幸福度が上がっているはずですが、そうでもないのです。
お金の為に効率を求め、他人の目を気にして生きてきた結果、
心のゆとりを失ってしまう・・。
確かに、心のゆとりが無く精神を病んでしまう方が増えているように思います。
では、どうしたら「幸せを感じる」ことができるのでしょうか。
その答えは、この本の中にありました。
この本は、作家の「ひすいこたろう」さんと、ペンキアート画家の
「SHOGEN(ショーゲン)」さんの共著で、2部構成になっています。
ショーゲンさんがペンキアートを学びに行った先であるアフリカの「ブンジュ村」が舞台。
この村で経験してきた出来事が、
「アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語」
として紹介されています。
そして後半はそのブンジュ村の教えを私たちの生活により落とし込めるように
「ひすいこたろう」さんが解説しています。
スピリチュアル的な要素もあり、かなり興味深く読み込むことができました。
実はこの本の鍵となるのが・・・日本の縄文人。(どうゆうこと!?)
縄文時代は1万4000年もの長い間、武器を持たずに平和を貫いた、
世界史的に見たら奇跡といわれる時代です。
アフリカと縄文人・・・どこでどう繋がるのかさっぱり。
読み進めていくうちに、秘密が明らかになります。
幸せがずっと続く秘訣が日本にあったなんて、
なんとも不思議なお話ですが、実話です。
ブンジュ村での様々なエピソードが現代の私たちの胸に刺さります。
おすすめの一冊です😊
『今日、誰のために生きる?』
~アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語~
著者:ひすいこたろう/SHOGEN(ショーゲン)
出版社:廣済堂出版
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2024年8月21日