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    ラグビーの聖地『秩父宮ラグビー場』について

    虎次郎です!

    コロナ禍を皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

    イベントの少なくなった世の中で、スポーツ観戦のありがたさが身に染みる今日この頃です。

    果たしてオリンピックはどのように開催されるのでしょうか?😢

    どうか一日も早く正常な生活が戻るようにと祈念しつつ、

     

    本日は、ラグビーの聖地である秩父宮ラグビー場についてお伝えします!!

     

    秩父宮ラグビー場は、銀座線外苑前駅から徒歩5分の所にあります。

    住所は、東京都港区北青山2-8-35です。

    ちなみに、隣の神宮球場は新宿区になりますから、秩父宮ラグビー場とは区境になります。

     

    秩父宮ラグビー場は、そのネーミングから

    ラグビーをこよなく愛した秩父宮雍仁親王が創設に関わったと勘違いされがちですが、

    そうではありません。

    1947年に女子学習院跡地に「東京ラグビー場」として造られ、

    その後1953年に同年に亡くなられた秩父宮殿下が、

    財団法人日本ラグビーフットボール協会の名誉総裁をされていたことから、

    ご遺徳を偲んで「秩父宮ラグビー場」へと改称されました。

     

    秩父宮ラグビー場が出来る以前は、ラグビーは主に神宮競技場で開催されていましたが、

    同グランドが米軍に撤収され、日本人の使用が認められなくなりました。

    そこに、当時の関東協会重鎮が現在の地を見つけ、

    ラグビー関係者からの浄財等で資金を、

    労働力はラガーマンたちのボランティアで賄うことによって

    運営されていたのです。

    当初は、借地料を支払っていましたが、協会の財政難から国へと譲渡され、

    現在、土地は国有地、スタジアム全体は、日本スポーツ振興センターの所有となっています。

     

     

    これだけの歴史がありますから、

    ラガーマンにとっては「聖地」というよりも

    「血と涙の結晶」✨と言えるかもしれません。

    ですから、全ラガーマンは、秩父宮ラグビー場でプレーすることを夢見るのです。

     

     

    ちなみに、日本ラグビーフットボール協会、関東ラグビーフットボール協会、

    そして東京ラグビーフットボール協会は、いずれも同一敷地内にあります。

    メインスタンド(東スタンド)を正面に見て右手奥のビルです。

     

    建て替えの報道が出ておりますが、最新の情報によると、

    現段階では、2033年に完全密閉型のラグビー専用球技場が完成、

    当面の収容人数は約2万人、ピッチは天然芝から人口芝に変えて多用途に対応するとのことです。

    人工芝というと、ゴルフのパターの練習マットのようなものを想像しますが、

    最新技術の人口芝はとても優秀で、サッカー場などにもどんどん採用されているようです。

    まだまだ先の話ですが、新しく生まれ変わった「秩父宮ラグビー場」で、

    プレーする選手たちを観られる日が楽しみです😊

     

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    2021年7月1日