オフィスマガジン

新年のご挨拶

 

新年明けましておめでとうございます

弊社業務におきましては 皆様方からの格別のご高配を賜りお礼申し上げます

 

 

「明けない夜はない」のと同じように、いかに苦難の1年を過ごすことになってもこうして新年が始まりました。映画やドラマでは舞台背景になることはあっても、本当にこれだけの規模で新型ウイルスが多くの人類の命を奪うことになるとは誰が想像できたでしょうか。

 

まず、2020年のオフィス賃貸市場を振り返ってみたいと思います。

2020年6月に「緊急投稿 オフィス賃料の潮目が変わった!!」でお伝えいたしましたが、

空室率の上昇傾向はその後も継続し、弊社調べでは既に4%を超えました。

そして、この傾向は止まるところを知らずだけではなく、おそらく2021年第一四半期においては更なる上昇を見せ、「分岐点」と言われる5%を超えて来ると予測されます。

(ちなみに、多くの不動産投資家は、空室率を5%に設定し(これを想定賃料収入に「ストレスを加える」と言います)

すなわち、ビル所有者にとっては、

  1. 想定した賃料収入を得られなくなる可能性が高まる。
  2. 想定した賃料水準よりも低い水準であっても空室率の低下を目指す。

水準になるということです。

 

 

現在、巷では「Go to」事業の継続等々が話題になっていますが、

それよりも当初設定された各種新型コロナ支援策のほとんどが2020年12月末を以て終了していることが問題です。

特に、「家賃支援給付金」は、6か月分の支援なので1月以降に実質的支援が停止されることになります。政府の「財源」という観点からももはや大型の支援策を打ち出すことは厳しいと思われますので、今後は企業の倒産といったネガティブ要因での空室化が進むと予測しております。

 

弊社もこの新型コロナ禍市況において、苦しい戦いを強いられておりますが、継続して港区内物件については「仲介手数料無料」でのご対応とさせていただき、些少ながらでもお客様のお役に立てればと決意を新たにいたしております。

本年もよろしくお願いいたします。

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2021年1月6日