芝大門で有名な和菓子のお店といえば、ここ「芝神明 栄太楼」です。
日本橋「栄太楼総本鋪」からのれん分けの支店、明治十八年創業の老舗。
お店の看板はかの岡本太郎氏のよるものとのことです。
お店の前を通りかかるとつい買ってしまうどら焼き
皮がふわっとしていて、上品な甘さのつぶ餡との相性が抜群です。
かなりのボリュームなので、甘いもの好きな方への手土産に!
午前中に売り切れてしまうこともあるので、
早めの時間帯にいらっしゃることをお勧めします!
今日のイチオシは、今の季節の手土産にぴったりの「江(え)の嶋(しま)」
可愛らしい貝殻を型どった一口サイズの最中です。
5種類の貝殻の中身はそれぞれ、こし餡・白餡・つぶ餡・胡麻餡・柚子餡。
どれもさっぱりとしたお味ですが、お勧めは柚子餡!!
ほんのり香る柚子がさわやかな食感です。
甘いものが苦手な男性でもペロリと食べられます。
この最中の名付け親は「金色夜叉」の作者尾崎紅葉。
かつて芝地区には文化人が多く住んでおり、尾崎もその一人だったそうです。
こちらは1個100円。賞味期限は1週間です。
店内には他にも魅力的なお菓子がいっぱいですが、
手土産に喜ばれそうなものとして、今日はあと2つご紹介いたします。
この季節の代表的な和菓子といえば「若あゆ」
お茶席でも使われる正統派和菓子です。
焼き目がくっきりで「かわいい~♪」と歓声が上がること間違いなしです。
葉の緑が目にも涼しい「若竹水ようかん」
あんこ物はほとんど食べないけど、水ようかんだけは別という方も多いのではないでしょうか。
夏バテで食欲がないときでもスルッといただけそうです。
お子様からご高齢の方まで、誰からも喜ばれる一品です。
浜松町・大門エリアは今ではオフィス街となりましたが、
芝といえば、昔から徳川家の六将軍が埋葬されている増上寺、
また俳句の季語にもなっている「だらだら祭り」を祭礼とする芝大神宮が有名です。
こちらのお店はどちらにも御供物、御神供等の御菓子を納めているそうです。
由緒正しい和菓子のお店で、手土産を見繕うのも楽しい時間です(^^♪
芝大門にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!
(空子)
【店舗情報】
店 名 :芝神明栄太楼
住 所 :東京都港区芝大門1丁目4-14
電話番号:03-3431-2211
営業時間:午前9時~午後7時(土曜は午後2時まで)日・祝日定休
※8月のみ土曜日も定休
JR浜松町北口より徒歩4分
都営地下鉄浅草線・大江戸線A5出口より徒歩1分
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2018年7月25日