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港区美術館めぐり第2回 日本で唯一の広告ミュージアム 『アドミュージアム東京』

東洋人の女性がお箸でパスタやピザを食べる広告が中国で大反発を受け、その広告主であるイタリアのブランドは中国から撤退せざるを得なくなったという顛末は記憶に新しいことと思いますが、何かと話題になるのが広告です。そんな広告を日本で唯一展示してあるミュージアムが港区汐留にあります。
今日は『アドミュージアム東京』をご紹介いたします。

広々とした館内には、たくさんのポスターや展示物が年代ごとに並べられています。
まずは江戸時代から。雨の日に店名が書かれた傘をさして街を歩いてもらうことによって、お店の名前を広めたそうです。

江戸っ子は野暮なことが大嫌い!宣伝するお店の名前は全面に出さず控えめです。

一人一人の独白が面白いです。土用の丑の日を考え付いたのって平賀源内だったんですね。

明治、大正、昭和へと続きます。


美人の定義を変えたと言われる前田美波里さんのポスター。
色白でやさし気な瞳だった美人像が、健康的に焼けた肌に強い意志を持った瞳の美人へとチェンジ!
そして現代に近づくと、ライフスタイルや価値観を提示するような広告が目立ってきます。

壁沿いに観てきましたが、真ん中には、いろいろな気持ち(ハートのブースはこころ温まるなど)になれる広告を観て聴くことができるブースがあります。

また大きなタッチパネルでは昔懐かしいテレビCMをたくさん見ることができます。


5時から男!流行りましたね~😊いろいろ見ていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
常設展のほかに、企画展示もあります。現在は「世界のクリエーターがやってきた」CANNES LIONS 2018を展示中。来年の1月26日(土)までですのでお見逃しなく。
階段を上ると、広告やマーケティングの専門書などが買えるお店があります。
このお店の中は撮影禁止ですが、それ以外の場所でのポスターや展示物などは写真撮り放題です。


汐留にこんな楽しいミュージアムがあるなんて!しかも入場料は無料!大満足の空子でした。
時間に余裕をもっていらっしゃることをお勧めします。

アドミュージアム東京
東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留
03-6218-2500
開館日  火―土 11:00~18:00
アクセス JR新橋駅から徒歩5分 カレッタ汐留内

当記事はアドミュージアム東京さんの許可を得て掲載しています。

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2018年12月27日