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御朱印シリーズ [3] 十番稲荷神社

麻布十番商店街から環3通りを挟んだところに「十番稲荷神社」はあります。

港七福神の「宝船」担当でもあり、港区では唯一の「酉の市」神社として商売繁盛や金運アップのご利益でも有名です。

 

十番稲荷(じゅうばんいなり)神社」は、もともと「末広(すえひろ)神社」と竹長稲荷(たけちょういなり)神社」でした。両神社は、1945年4月15日に戦災に遭い焼失、1950年6月復興土地区画整理により、両社境内地を現在地に換地、隣接指定されました。その後、両社は合併して社名を「十番稲荷神社」と改称し、1997年3月29日、現社殿に建て替えられました。

正面に向かって鳥居右手に「かえるの石像」がお祀りされており、「かえるさん」と親しまれています。

江戸時代、このあたり一帯がほとんど焼け落ちてしまう大火事が起こった際、なぜか備中成羽(今の岡山県西部)の領主、山崎主税助(やまさきちからのすけ)の屋敷のみが類焼を免れました。これは屋敷内にいる「かえる」が水をかけて消したとされ、火災除けのご利益を求めて多くの人がこの武家屋敷にお札を求めたそうです。その後「末広神社」を通して授与されるようになりましたが、戦後中断してしまいました。しかし、復活を願う声は多く、1975年8月より「かえるのお守り」として復活し、かえるの石像も奉納されました。近年では、防火・火傷のお守りとしてだけではなく、「かえる」の語音から旅行や入院の際に無事かえる、元気でかえる、あるいは、遺失物がかえる、若がえる等のお守りとして貴ばれています。

「七福神の宝船像」が神社の正面に向かって鳥居の左側にお祀りされています。

1997年、地下鉄開通に伴い神社社殿が新築されたのを期に製作、奉納されました。2018年10月末には「宝」の文字に金箔が施されました。

 

【港七福神】

① 宝珠院(弁財天)港区芝公園4-8-55

② 熊野神社(恵比寿)港区麻布台2-2-14

③ 大法寺(大黒天)元麻布1-1-10

④ 麻布氷川神社(毘沙門天)港区元麻布1-4-23

⑤ 櫻田神社(壽老神)港区西麻布3-2-17

⑥ 天祖神社(福禄寿)港区六本木7-7-7

⑦ 久國神社(布袋尊)港区六本木2-1-16

⑧ 十番稲荷神社(宝船)港区麻布十番1-4-6

「酉の市」とは元来、日本武尊(やまとたけるのみこと)、または天之日鷲命(あめのひわしのみこと)を祭神とする神社で毎年11月の酉の日を縁日として斎行するものです。

酉の日を縁日とするため、11月の初めての酉の日を「一の酉」、2度目の酉の日を「二の酉」と称します。「一の酉」が11月の初めにあると3度目の酉の日「三の酉」まである年もあります。ですから毎年、その期日が不定期となります。

 

【2018年 酉の市】

・11月 1日 (木) 「一の酉」

・11月13日 (火) 「二の酉」

・11月25日 (日) 「三の酉」

 

この行事は、金運や幸運をかき集めるということで、縁起物として「熊手」が神社より授与される慣わしです。この風習は江戸特有のものであり、浅草の鷲神社、目黒の大鳥神社は古く江戸時代から有名です。

十番稲荷神社はご祭神の1柱に、日本武尊をおまつりしていることから、1924年11月2日の「一の酉」より、酉の市祭を斎行しています。港区内、唯一の酉の市です。

 

年3回「正月」「納涼まつり」「酉の市」のときのみ、拝所向かって左手に登場する『満願成就のかえるさん』です。限定の特別な札を納めて願掛けができるそうです。

「二の酉」の11月13日にお参りしました、

酉の市限定の御朱印をいただくことができました。

さらには「酉の市参拝証」というゴールドカードもいただきました。

今年は11月25日 (日) の「三の酉」まであります。

『十番稲荷神社』

住  所: 東京都港区麻布十番1-4-6

アクセス: 都営大江戸線「麻布十番駅」7番出口 徒歩0分

                       東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口 徒歩5分

  都営バス(渋谷~新橋)「麻布十番」バス停 徒歩5分

御朱印受付: 10:00~12:00 13:00~16:30

祭礼、繁忙期等は時間を変更することがあります。

氏子地域: 港区永坂町

港区六本木五丁目の一部

2018年11月27日